千葉でスイカを育てて45年。しあわせスイカ農園の物語
あなたに農作物を通して「しあわせ」をお届けしたい。
美味しいものを食べる最高の時間を、あなたのもとへ届けます。
千葉県でスイカを育てて45年。しあわせスイカ農園物語
こんにちは。しあわせスイカ農園園主の中田です。
私たちは千葉県の八街(やちまた)市で、家族で農業をしてきました。
夏はスイカやトウモロコシ、秋やトマトやショウガ、冬はニンジンなど……。
季節に合わせて、1年中何かしら育てている農家です。
でも実は、私は、今の仕事を決して始めたくて始めたわけではありませんでした。
長男は家業を継がないといけないという時代だった……
今でこそ、家を離れて都会に出たり、家業をやめたりといったことが自由にしやすい時代になりました。
でも、私が子どもだった50年ほど前というのは、まだまだ長男は家に残って家業を継がなければならないという時代でした。
「農家の長男は家を継いで農家になる」
ということを、小さい頃から言われてきました。
私は若い頃、車が好きだったので、本当は車販売の営業職に就きたかったんです。
ですから私は今でも「農業のどこがおもしろい?」と聞かれると、少し困ってしまいます……(^^;
この農業という仕事を「面白い」という感情をもって取り組んだことは、あまりなかったからですね。
人と人がつながる、農業の面白さ
こういうことを言うと、もしかするとあなたは、
「まったく面白いと思わずに農業を続けているの?」
と思われるかもしれません。
でも、今回通販を始めるにあたって、ずっと考えてみて、私はやはり農業に面白さを感じているのだと思います。
なぜなら、農業を始めることでしか出会えない人や、農業をすることでしか味わえないことがあったからです。
最愛の妻、最高の仲間との出会い
「縁は異なもの、味なもの」という言葉があります。
私にとって、農業を志したことが、現在の妻との出会いのきっかけになりました。
農業大学校の先輩、後輩の関係。
農業をやろうと思わなければ、出会うことはできなかったでしょう。
今、私を支えてくれる家族や、いっしょに農業をやってくれる仲間たちも、私にとっては、農業をやっていたからこそ出会うことができた、最高のパートナーです。
のろけになるかもしれませんが、私は妻や家族のことが大好きです!(^^
思い描いていた通りの美味しい作物に育ってくれたときの達成感
・元気に育っているか……
・花の付き具合はどうか……
・苗の育ち方は、理想通りか……
・甘く、実がぎっしりのスイカになっているか……
農作物は、自然の恵みです。どれだけ心をこめても、うまく育ってくれるとは限りません。
でも、人事を尽くさなければ、決してお客様に喜んでもらえる「本当に美味しい作物」にはなりません。
私は、農作物がだんだんと自分の思うように成長してくれて、収穫のときを迎える、その過程に、ものすごくやりがいを感じます。
もちろん、毎年、すべてが順調というわけではありません。
毎年、すべてが順調というわけではありません。
スイカはたいへんデリケートな作物です。
環境が少し変わるだけでも、その品質や、収穫量などに、大きな影響が及んでしまいます。
・雨が続くと、根腐れしてしまう……
・台風や雪でハウスが倒壊してしまうことも……
・何度も同じ土を使って作ることによる、連作障害
こういったことは、なかなか自分たちで防ぎきることはできません。
でも考えてみれば私たちは、こういうことを昔から「困難」だとは感じなかったように思います。
笑いながら、ハウスの修復。「しょうがないな」の気持ちです。
ハウスが壊れたときは、みんなで協力して修復作業を始めます。
なかなかうまく成長しないときも、原因を考えて対処するだけです。
私たちの特徴は、やはり笑顔だと思います。
私たちの思いの詰まった農産物を、お召し上がりください。
そんな私たちのスイカが、通販でのお届けを開始しました。
思わず笑みがこぼれるような、幸せな気分になるようなスイカを目指して作ってきました。
ぜひあなたにも召し上がっていただきたく思います!